[ハワイ/HAWAII] コアロハ・ウクレレ・工場見学(KoAloha Factory Tour)に行って来ました。

inno
2016-04-11 23:27 2077 0


2014年9月。
ハワイの3大・高級ウクレレブランドの一つ「KoAloha(コアロハ)」の工場に行ってきました。
行く時は歩いて行ったのですが、ホノルルの美味しいレストランの一つの「ニコス・ピア38」までThe Busやトロリーで移動して、
そこでご飯を食べた後に歩いてコアロハ(KoAloha)の工場まで行きました。



15分ぐらい歩きますので、暑い日はちょっと大変かも知れません。
コアロハ工場の近くまで行くトロリーとかthe Busを利用した方がいいと思います。
でも、私が行った日は曇りでしたのでそんなに暑くなかったのでゆっくり歩いてハワイを楽しみました。

コアロハ工場見学ツアー(KoAloha Factory Tour)について

-.月〜金曜の10:00〜と13:00〜に約20分の無料見学ツアーがあります。

-.月〜金曜の9:00から約1時間半の有料工場見学ツアーもあります。(大人$15、子ども$10)
工場見学の後、コアロハファミリーによるライブ演奏が楽しめます。

コアロハ事務所には事前にメールや電話で工場見学ツアー予約をしてください。
日本語のメールでも対応できます。



日本のハワイ情報番組でもよく紹介されていた「KoAloha」だったので、
工場の入口も何回も見たことがあって、
記念に入口の前で写真を撮りました。



お店の中に入るとこんな感じです。
カマカ・ウクレレのところより広いです。
舞台もあり、テレビとかYOUTUBEではあの舞台で演奏したりする動画を何回も見たことがありますが、
なんか物置場になっていたりしていました。
2015年1月頃「アラモアナ・ショッピング・センター」の近くに工場が移転すると行っていろいろ荷物をまとめてたからだと思います。



でも、2016年の3月の今も移転がしていません。
工場の内部修理が遅いようで移転が遅れているようです。
2015年4月には東京にコアロハ20周年記念パティーがあり参加したら、
移転の話をしてくれましたが、ハワイはハワイタイムと言うものがあり、
結構遅れているようです。
今のコアロハ工場は交通が不便ですが、アラモアナ地区に移転すると交通がすごく便利にならうと思います。



ここはレジです。
ウクレレやアクセサリも購入できます。
このここで記念すべきの自分の第1本目のウクレレを購入しました。



このレジの右側にはコアロハ工場で販売しているウクレレが並んでいました。
このウクレレは「コアロハ・ファクトリー・スペシャル(KoAloha Factory Special)」と呼ばれていて、
製造工程でキズが付いたり変色したりなどなど、正規品としてお店に納品できなかったものを安く売っています。
もちろん、音には問題ありません。
自分はこの日に「コアロハ・ファクトリー・スペシャル(KoAloha Factory Special)」を購入しましたが、
外観もとても綺麗なウクレレでした。



これが当日、コアロハ工場(KoAloha Factory)で購入したウクレレです。

詳しくは下記のリンクをクリックしてください。

リンク : コアロハ工場(KoAloha Factory)でKCM-00ウクレレを購入した



あの窓の向こう側が工場と言うか工房です。
工場見学をしに行った時はちょうど昼休み時間だったので、
工場の中には人がいませんでした。



あのコアロハ・ロゴのドアは工場の入口です。
ドアの右側にはコアロハ創業者のOkamiさんの夫婦の絵があります。



大切に保管されている小さいアクセサリのようなウクレレがありました。
これは。。。あれかな???
元々コアロハはウクレレを作る会社ではなかったです。
本当に弾ける小さいアクセサリのようなウクレレを作って観光客向けに販売していましたが、
有名なミュージシャンが本当のウクレレを作ってみたらと話があって作ったのがきっかけだそうです。
その後から20年!
コアロハ・ウクレレは世界に知られる有名なウクレレメーカーになりました。



ちょうどランチの時間帯だと言って工場に人がいない時が静かで見学するのはいいと言ってくれました。
工場の中に入るとパパ・コアロハのオカミさんがウクレレを作っていました。



まず、ハワイアン・コアの説明からしてくれました。
ハワイ産コア木材(ハワイアン・コア)は木目が美しく、音も美しく響きますので、
楽器制作の高級木材として知らされています。


■ハワイアン・コアについて。
ハワイ島でしか生育していない樹木、、コアの木!
ハワイアン・コアは昔、王朝家具や建材などで使われている高級木材です。
さらに現在は自然保護の為輸出禁止、伐採禁止になっているため貴重な木の一つになっています。
ウクレレに使用されることからもイメージできるように、キラキラした明るい美しい音色の中にも、どこか温かみのあるところが特徴です。
木目が美しく特に虎の模様のようなカーリーコア(Curly Koa)はコアのランクの中でも高い価値を持っています。





ランチの時間なので、誰もいない工場の中です。



作業途中の工場内の写真です。
あの木はローズウッドですかね~
指番になる部分だと思います。



ウクレレ製作中のパーツ!!



ハワイアン・コアー木材がたくさんありますね。



ランチタイムだったのでまあまあ静かでしたが、
勤務時間だったら機械の音でなかりうるさいみたいですよ。



そんなに広い工場ではないですが、
ここで世界のコアロハ・ウクレレが製作されています!



この太い木は薄く切ります。



そうするとこのようになります!



これは2枚合わせてウクレレ・ボディのトップとバックの部分を作ります。



この木もこのように合わせてボディのサイドを作ります。



ここは乾燥室だそうです。
ハワイアン・コアをこの乾燥機で約6ヵ月間乾燥してから使ってるんだそうです。



これは確かにメイプル木だと聞いたような。。。。
ウクレレの指板の部分だそうです。



少し移動して小さい部屋に移動したら既にボディが完成されているものもがいくつかありました。
この部屋ではボディのサイド部分を作っていました。



壁に飾っているのがボディのサイド部分です。
これをどうやって作っているのか説明してくれました。



最初はこのような平らの板ですが、
どうやって曲線を作っているのか。。。



完全に手作業でした!
あの木を温めながらゆっくり曲げているとのことでした。



あの木の下の丸い鉄の物の中にはバナーがあり鉄温めていました。
こうやって作業すると下記のようにボディのサイド部分ができます。



でも、これが完成ではないです。
木は元の形に戻ろうとするため固定して置く必要があるとのことでした。



このような型に入れて約6時間固定して置くと
木もこの形を維持するみたいです。



完成したボディのサイト部分をボディのトップの部分とくっつけるとこんな感じになります。
コアロハ・ウクレレは他のウクレレと違う特徴があります。
ウクレレのサウンド・ホールの中をみてください。
分かりやすく説明する為に下記の写真を見てください。



矢印で表示した部分は「ライニング」と言う部分です。
一般的にはサウンドホールの中を見ると「ライニング」がありますが、
コアロハ・ウクレレはありません。



まだ作っている途中だからないんじゃないの?っと思う方もいらっしゃると思いますが、
お店に行ってコアロハのウクレレを見てください。
「ライニング」がないのです!!
ですが、コアロハもOPIOというブランドは「ライニング」が入っています。
それと上記の写真でウクレレの真ん中をみてください。
四角いものが入っています。
これもコアロハの特徴ですが、あれはオカミさんが考案したものだそうです。
「ライニング」がなくてもあの装置があるので、頑丈なウクレレが作れるとのことでした。



実際にウクレレを踏んでコアロハ・ウクレレの頑丈さを見せてくれました。
すごい自信感ですよね。
だから、世界のウクレレ製造社になれたと思いました。



見学をしていたらランチタイムが終わって一人一人帰って来て仕事を始めました。
ここでは板の表面や板をくっつけた部分をなめらかにする作業をしていました。



作業が終わったのがこれです!
もうボディが完成されました。



ここにネックをくっつけるとウクレレぽくなります。



ここに指番をくっつけるともっとウクレレぽくなりました。



これがほぼ完成品です。



コアロハ・ウクレレはユニックなウクレレも作っていて人気ですよ~
さっきオカミさんが作っていたウクレレ・ボディがこれです。
これでコアロハ・ウクレレ工場見学は終了しました。



工場から出て事務室の壁に掛かっているウクレレを触らせて貰いました。
この日は工場見学を兼ねてコアロハ・ウクレレを購入するために行ったので、
この中で1本を選んで購入しました。
もう一度言いますが、
コアロハ工場でウクレレを希望する方は事前にコアロハにメールや電話で型番(モデル名)を教えて在庫確認をしてくださいね。
在庫がない場合もありますよ。
メールの場合、日本語で送っても大丈夫ですよ。



あのレジのところに置いてあるウクレレが私が購入したウクレレです。
現金で買いました。現金ですと10% offになり少しやすくなりますよ。



これはたぶんカスタムだと思います。
注文制作って感じですね。
デザイン、パーツの選びなどを自分の好みにして作ることもできます。
ですが、値段が結構高くなります。
でも、いつかは世界でだった一本の自分のウクレレを作りたいと思っています。



あのBlack Label(ブラック・ラベル)のカスタムウクレレはあの方が作っているらしいです。
すごい腕前だと副社長のポールさんが言ってました。



コアロハ・ウクレレはユニックなデザインのウクレレが多いです。
それもコアロハの魅力でもありますが、
やっぱりコアロハの音色や大きい音もいいですよね~
ハワイ産ウクレレを代表するカマカ・ウクレレもいいですが、
個人的にはコアロハの方が好きです。



今回ウクレレを購入してお金を払う前に撮ってみました。



コアロハ工場でウクレレを購入するとこういう紙ケースに入れてくれます。
ウクレレ・ケースは販売していませんでした。
ケースもハワイで買おうと思いましたが、日本で買った方が種類が多かったので、
あのまま日本に持ってきてケースはネットで買いました。
あっ!
普通のウクレレ・ケースを購入してもコアロハ・ウクレレが入らない場合があります。
独特なヘッドデザインの影響だそうです。
たとえば、コアロハ・ウクレレのコンサートサイズを購入した場合、
ネットでコンサートサイズのケースを購入しても入らない場合があるということです。
ケースを購入する前に販売業者にコアロハ・ウクレレを格納できるか確認した後に購入してください。
これから楽しいウクレレ・ライフ~~~

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